お二方とも声優は初挑戦だったんですね。
- 森山:
- オファーを受けた頃は舞台をやっていたんですが、キリスト教をモチーフとした作品だったので、何か縁を感じました。僕も源ちゃんも声優は初めてだったし、もちろん源ちゃんと共演できるのもうれしいと思っていたけど、「なぜ声優さんでなく役者である僕らなのか」というのは監督ともよくお話して、結果「声優でない僕らにできることをやろう」という気持ちで挑みました。
- 星野:
- 僕は昔からアニメーションが好きで、どっぷりつかっていたんです。
ずっと「あの中に入りたい!」と思っていたくらい(笑)なので、お話を頂いた時はうれしかったし、普段は役者としてお芝居をやっている者がアニメーションに声をあてるハードルの高さも感じていたけど、本当にずっとあこがれていた世界だったので、お引き受けしました。すごいうれしかったです。
じつは本日、コミックでもおなじみ、ブッダの趣味であるシルクスクリーンTシャツつくりであるということから、森山さん、星野さん、お二人にお互いがプレゼントしたい言葉を入れたTシャツを制作しました。
森山さんが星野さんにあげたいTシャツの言葉をお選びになった理由は?
- 森山:
森山→星野「腹痛」「喜んでいただけるかどうかわかりませんが…」
源ちゃんはおなかが弱いというのを聞いたことがあったのと、ブッダも同じく、もともと胃腸が弱かったという説もあることから、愛を込めて。
星野さん、森山さんにはなぜこの言葉をお選びになりましたか?
- 星野:
星野→森山「野宿」「僕しか知らないことかもしれない…」
先日、一緒の取材の時に唐突に「俺しばらく野宿してたんだ」って言い出して、「なんで?」って聞いても「なんとなく」とか言うから、すげーなって(笑)衝撃的すぎて、「野宿」しか浮かばなかった(笑)
俺なりの「すごいね」という気持ちです。
最後にご挨拶
- 星野:
- みなさんに心から楽しんでいただければ幸いです。
映画の最後には僕がつくった主題歌も流れますので是非、聞いて下さい。
この曲は僕がずっと漫画やアニメーションがずっと好きで「本当に凄い!」と思っていた気持ちを込めました。是非聴いてください。
そして、ブッダやイエス、街の雰囲気や流れる空気感、季節感は普段僕らが忘れてしまっていた感覚を思い出させてくれるんじゃないかなと思います。最後まで楽しんで下さい。
- 森山:
- この映画は、イエスとブッダが立川という街に降り立ってバカンスを過ごす春夏秋冬を描く映画です。四季やのどかでシンプルだけどあたたかい町並みを二人が感じて行くところを楽しんでいただけたらと思っています。
気に入っていただけたら、「おもしろかった」と周りの方にお伝えいただければ幸いです。ありがとうございました。